わが国では、平成26(2014)年1月、障害者権利条約を批准しました。
この締結に至るまでに『障害者制度改革推進会議』において障害者制度改革のための本格的議論が行われ、その取り組みは、障害者施策全体を見直し、国内法の整備等諸改革を進めるものでした。これにより、障害者基本法の改正(平成23年)、障害者総合支援法の成立(平成24年)、障害者差別解消法の成立および障害者雇用促進法の改正(平成25年)など様々な制度改革が行われました。
育成会はこれらの改革(改正)後の社会の状況やモニタリングを見守り、本人やその家族の思いや願いを行政や社会に伝え続けなければなりません。
当会は、これらの基本的考え方に立って事業を推進し、啓発活動等に取り組んで参ります。そして、障害のあるなしに関わらず、住みたい場所で生活できる社会を実現するために活動していきます。
私たち、広島県手をつなぐ育成会は、知的障害のある人たちが障害の程度にかかわらず、
その年代に応じた適切な支援のもと、人としての尊厳をもち、安心して暮らし、
また活動できる地域社会を実現するため、障害児・者福祉の向上に努めます。
障害者を取り巻く社会環境は、多くの様々な障壁がある。ここ数年、インクルージョンの理念のもとに福祉のあり方が模索されてきているが、地域で普通の暮らしを望む声は年々大きくなってきている。地域で暮らすという大きな流れに積極的に関わるとともに、誰でも基本的人権を享有するかけがえのない個人という理念に立って、社会環境の障壁である偏見・差別をなくす運動の促進を図る。
障害者本人登場の場がより開かれた状況に合わせて、障害者の主体性の確立を図り、あらゆる分野に本人の参画、参加ができる基盤作りをすすめる。
より暮らしやすい地域生活をするため、諸施策や仕組みの見直しを図り、地域的な支えや地域生活援助のより一層の拡大を図る。
組織の強化を図り、会員の拡大策を進めて財政の安定を図る。